およそ3か月後に迫った東京オリンピック・パラリンピックの開催の意義を話し合う、JOC=日本オリンピック委員会などの会合が開かれ、アスリートからは「コロナという壁をアスリートが越えていく姿を、社会の中に落とし込んで、前向きな発信につなげたい」といった意見が出されました。 これは東京大会の開催についてさまざまな意見がある中で、アスリートが大会の開催の意義を話し、大会へのモチベーションをどう保っていくか意見を交わすため、大会組織委員会とJOC、それにJPC=日本パラリンピック委員会のアスリート委員会が初めて開きました。 会合はオンライン型式で非公開で行われ、およそ1時間半、意見が交わされたあと、それぞれのアスリート委員長がオンラインで会見を開きました。 シドニーオリンピックの女子マラソンの金メダリストで、組織委員会のアスリート委員長を務める高橋尚子さんは「社会に対してアスリートの意義を押しつける