大手旅行会社のエイチ・アイ・エス(H.I.S)や大手ブログレンタルのJUGEM(ジュゲム)のウェブサイトが改ざん被害に遭っている。閲覧したユーザーが古いソフトウェアを使っていた場合、ウイルスに感染してネットバンキングから現金を盗まれる危険性がある。(ITジャーナリスト・三上洋) H.I.SやJUGEMが改ざん被害、リクルートマーケティングパートナーズの広告か? ウイルス(トロイの木馬)によって、ネットバンキングから現金を盗み取る被害が続き、今年5月までで史上最悪の14億円の被害が出ている。そんな中、セキュリティー大手・シマンテックが、感染元となる改ざんサイトの実名を出す警告記事を出した。 5月30日に出された「Adobe Flashの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用して日本のユーザーの銀行口座情報を狙う攻撃」という警告記事の中で、以下のサイトが改ざんされ、攻撃コードが埋め込まれていたと発表してい