5月27日、日銀が4月26日開催した金融政策決定会合で、複数の審議委員が黒田緩和導入直後の長期金利乱高下について、大規模な国債買い入れと2%物価目標の早期実現が相反するとみられ、債券市場が動揺した可能性があると懸念を示していたことが議事要旨で明らかになった。都内の日銀本店で22日撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino) [東京 27日 ロイター] - 日銀が27日公表した議事要旨によると、4月26日開催した金融政策決定会合では、同月4日に導入したばかりの「黒田緩和」について早くも激論が交わされていたことが明らかになった。