自分の「アタッチメント・スタイル」を考えてみよう ――そもそも、「アタッチメント理論」における「アタッチメント」とはなんでしょうか。 林 危機的な状況下にいるときや、危機を予測したとき、恐怖や不安といったネガティブな感情を感じますよね。危機というと大げさに聞こえますが、たとえば「もうすぐ試験だけど、心配だ」「仕事でミスしちゃったんだけど、どうしよう」といったシチュエーションを思い浮かべてもらうと、わかりやすいと思います。 人間には、そういったネガティブな感情を感じたときに、家族やパートナー、友人など、親しい仲の人に近づいて、安全や安心の感覚を取り戻そうとする傾向があります。この傾向を「アタッチメント」と呼びます。 このアタッチメントには「クセ」とでもいうべき型があることがわかっていて、この型を「アタッチメント・スタイル」と呼びます。その型は大きく分けて6種類あると言われています。 ――不安
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