印刷 9日午前6時ごろ、三重県南伊勢町阿曽浦で、今月2日に同町沖の海上で行方不明になっていた同町五ケ所浦の漁師近藤翼(たすく)さん(68)が歩いているのを、近所の男性が見つけて保護し、自宅に送り届けた。 鳥羽海上保安部によると、近藤さんは2日午前9時ごろ、所有する漁船(2.9トン)の調子を見るため1人で沖に出たが、同11時半ごろ足を滑らせて転落した。流木につかまって漂流し、同日夜には阿曽浦の海岸に泳いでたどり着いたという。 ところが、漂着先は山に囲まれて近くに民家もなく、雨水やわき水を飲みながら野宿を重ね、7日間かけて山越えしたという。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます