タグ

ブックマーク / blog.yoji-ochiai.jp (194)

  • [刑事事件]《法廷から》プライド高き検事のつまずき

    http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071027/trl0710271037000-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071027/trl0710271037000-n2.htm 検察側は、反対尋問ではかつての同僚を気遣うかのように「多くの検察官がこの事件を悲しく、寂しいと思っていることだけを理解してください」と諭しただけで、懲役2年を求刑した。被告は「被害者の方に対して、そして検察庁の方々に対して大変申し訳なく、情けなく思っています」と頭を下げた。 法廷で自分の弱さを包み隠さずさらけ出した被告には、検事として胸を張っていた時期よりも、人間の弱さがわかるはずだ。正しいプライドを持って、新たな仕事にあたってほしい。 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070818#1

    [刑事事件]《法廷から》プライド高き検事のつまずき
  • [話題]「弁護士は儲かる仕事ではない」

    http://d.hatena.ne.jp/tamago2/20071026#1193381675 このエントリーで、この問題を一般化すべきではありませんが、一つの具体例として参考になると思います。 弁護士は、人それぞれで、ヘリコプターを買うほど儲かっている人もいれば、生活保護をもらうほど困窮している人もいて、正に「超格差社会」ですが、裁判官、検察官の場合は、昔ながらの年功序列システムが残っていますから、たとえ嫌なことがあったりしても、私のようにさっさと辞めたりせずに、我慢して勤め上げていれば、いずれは、年収2000万円、という恵まれた地位に到達することも十分可能です。弁護士で、経費等を除いて、裁判官、検察官の年収(給与ベースで)2000万円クラス以上に達している人は、正確な比率はよくわかりませんが、上から数えて、せいぜい2割か、多くても3割程度ではないかと思います。もちろん、上記エントリ

    [話題]「弁護士は儲かる仕事ではない」
  • 早大が創立125周年 首相「大隈翁の精神は脈々と」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    d1021
    d1021 2007/10/22
  • [刑事判例]有罪立証、状況証拠も同じ=最高裁が初判断示す

    http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007101800819 状況証拠だけで有罪とするには、直接証拠よりも高度な立証が必要かが争われた刑事裁判の上告審決定で、最高裁第1小法廷(泉徳治裁判長)は18日までに、「可能性として、被告が犯人ではないことを示す事実が存在する余地があっても、常識に照らして合理性がない場合、有罪認定は可能」と述べ、求められる立証の程度に違いはないとの初判断を示した。 理屈の問題としては、刑事裁判における立証の程度が、証拠の種類によって異なってくるということ自体、そもそもおかしいので、当然のことを言っている判例、ということになりますが、最高裁が、状況証拠による立証についてこのように言ったことは、おそらくかつてないことで(間違っているかもしれませんが)、その意味で、今後、引用されることが多い判例になりそうです。

    [刑事判例]有罪立証、状況証拠も同じ=最高裁が初判断示す
    d1021
    d1021 2007/10/22
  • 特捜部の会議室 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    今日の午後、ある用件で、東京地検特捜部の会議室に行きました。映画「HERO」では、主人公の検事が、どこかのペントハウスと見間違うばかりの、巨大な窓ガラスがある特捜部会議室(高層階で素晴らしい眺望)へ通されるシーンがありますが、現実の特捜部会議室が、そのようなすごいものであるはずもなく、簡素な長机、簡素な椅子に、部屋の隅に物が積み上がっている、わびしい感じの会議室でした。 案内してくれた特捜部事務官(まじめそうな若者)に、「HERO観た?」と聞いたところ、「いえ、観てません」と言っており、昔、検察庁にいたころ、事件に追いまくられている間に春夏秋冬が過ぎて行き、身の回りのことが何もできず全然片付かなかったことが思い出されました。

    特捜部の会議室 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    d1021
    d1021 2007/10/11
  • 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 - 法務省検事を書類送検、帰宅途中トラブルで男性を傘で殴る

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071009-00000214-yom-soci 検事は2日午前0時15分ごろ、都内の自宅に歩いて帰宅する途中、20歳代の男性が後ろから自転車でぶつかってきたことに腹を立て、手にしていた傘で男性の顔や肩を数回殴った。検事は焼酎4〜5杯を飲んでいたという。 男性が近くの交番に駆け込んで被害を届け出たため、警視庁は4日、検事を書類送検。その後、示談が成立し、東京地検は9日に不起訴(起訴猶予)としたという。 私は、たとえ酔っ払っていても、他人を傘で殴ったりはしませんが、私が上記のようなことをやれば、警視庁はほぼ間違いなく私を現行犯逮捕するでしょう。弁護士は警察に嫌われているので、この種の行為に及べば、ほぼ間違いなく逮捕は免れないはずです。 傷害で弁護士逮捕=自転車の女性突き飛ばす−大阪 http://d.hatena.ne.

    弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 - 法務省検事を書類送検、帰宅途中トラブルで男性を傘で殴る
  • <弁護士逮捕>容疑者に「自白するな」 脅迫容疑で宮崎地検 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071009-00000139-mai-soci 容疑者は06年11月2日、東京都千代田区の警視庁麹町署の接見室で、振り込め詐欺の容疑で逮捕された20代の無職男性容疑者=その後起訴=に接見。男性が「黙秘はきつい。正直に話したい」と話すと、接見室の仕切りをたたいて「ふざけるな。実家も知っているからどうなっても知らないぞ」と脅した疑い。 脅迫における害悪の告知は、必ずしも明示のものに限られないので、状況如何によっては「どうなっても知らないぞ」で脅迫になる場合もあるとは思いますが、いかにも「弱い」脅迫、これで脅迫?という印象を受けます。傘で殴るほうが、よほど悪質なのではないか、という気もしますが。 先日、広島で、接見の際に脅迫した、として起訴された弁護士が無罪になりましたが、 http://d.hatena.ne.jp/yj

    <弁護士逮捕>容疑者に「自白するな」 脅迫容疑で宮崎地検 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 金商法に山ほど苦情=「リスク説明に慣れてほしい」−渡辺金融相 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2007100300594 同法は投資家保護のため金融機関に詳細なリスク説明を義務付けており、その結果、渡辺金融相に「売るのも買うのも面倒な法だ」などの苦情が殺到したという。 私は、「金融弁護士」ではないものの、「塀の内側に落ちないためにはどうすべきか」という観点から金融商品取引法をチェックしていますが、理想が高すぎたせいか、なかなか難解になっている部分が多々あって、「売るのも買うのも、勉強するのも面倒な法だ」と、苦情の一つも言ってやりたいような気がします。 しかし、できてしまった法律に、ただ苦情を言っていても仕方がないので、ここは乗り越えて行くしかないでしょう。

    金商法に山ほど苦情=「リスク説明に慣れてほしい」−渡辺金融相 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • iPod touch(続) - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    ちょこちょこといじっているところです。町村教授のもとにも到着したとのことで、良かったですね。 http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2007/10/ipod_touch_cef2.html 手で画面をスクロールした際に、手を離しても、勢いがついたまま画面がスクロールされて行くので、求めるところにたどりつくまでに延々と手でスクロールさせられるわずらわしさがありません。ここは、よく考えて作られていると思います。 無線LANでインターネットに接続できるので、YouTubeを観ることができ、また、iTunes storeで、好きな楽曲等を購入して直接ダウンロードできるのは、やはり便利です。 iPod touchを使い始めると、従来型のiPodは、やはり影が薄くなる感じです。恋女房に先立たれた後、より魅力的な女性が出現した、という感じでしょうか。

    iPod touch(続) - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    d1021
    d1021 2007/10/04
  • 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 - iPod touch 使用開始

    もう昨日になりますが、2日夜、帰宅すると、話題のiPod touch(8GB)が届いていたので、早速、開封し、初期設定を行いました。 使えない、というトラブルが頻発していたようですが、アップルから、9月末に「iPod touchをご購入いただいた皆様へ」という表題のメールが来ており、更新版のソフトをインストールする手順などが案内されていたので、その通りに進めることで、難なく使用開始に至ることができました。 今まで使っていたiPod photoよりも、格段に薄くて軽い上、タッチパネル方式での操作が非常に軽快に感じられて、快適です。見た目も斬新で、おそらく幅広い支持を受けることでしょう。 早速、 TODAY(初回生産限定盤)(DVD付) アーティスト: アンジェラ・アキ出版社/メーカー: ERJ(SME)(M)発売日: 2007/09/19メディア: CD クリック: 14回この商品を含むブロ

    弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 - iPod touch 使用開始
    d1021
    d1021 2007/10/03
  • 「ニセモノはなぜ、人を騙すのか?」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    ニセモノはなぜ、人を騙すのか? (角川oneテーマ21 C 135) 作者: 中島誠之助出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/08メディア: 新書 クリック: 16回この商品を含むブログ (9件) を見る テレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」で有名な著者によるもので、気軽に、楽しく読めました。 骨董の世界で、「ニセモノ」が誕生し転々と流通するのはなぜか、騙し騙される背景には何があるのか、といったことが、赤裸々に語られていて、うかつに手を出すにはあまりにも複雑で奥深い世界である、ということを、改めて痛感しました。 著者は、感性を磨くためには、良いものを繰り返し見ることが大切である、ということを説いていますが、私も、今後ともよくわからないままであっても良いものを見る、ということは心がけたい、と思いました。

    「ニセモノはなぜ、人を騙すのか?」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    d1021
    d1021 2007/09/23
    "著者は、感性を磨くためには、良いものを繰り返し見ることが大切である、ということを説いています"
  • [刑事事件]違法捜査認め無罪=押収大麻の証拠能力否定−東京高裁

    http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2007091800369 門野裁判長は「未明に約3時間半にわたり所持品検査を求めており、任意捜査の限界を超えている」と認定。車のミラーを腕に衝突させたとされる警察官への暴行について、「男性は車をゆっくりと約30センチ前進させただけで、公務執行妨害罪は成立しない」と述べた。 その上で、「違法捜査の程度は重大で、令状主義に反する」と判断。押収された大麻の証拠能力を否定した。 公務執行妨害罪が、他の事件のための「手段」として悪用、濫用される危険性を端的に示している事件と言えるでしょう。 違法収集証拠排除法則を適用して、証拠の排除まで行った裁判例は決して多くなく、その意味で、今後の参考になる裁判例になるものと思われます。

    [刑事事件]違法捜査認め無罪=押収大麻の証拠能力否定−東京高裁
    d1021
    d1021 2007/09/19
    "公務執行妨害罪が、他の事件のための「手段」として悪用、濫用される危険性を端的に示している事件と言えるでしょう。"
  • [刑事判例][表現の自由]暴走族の集会規制した広島市条例は「合憲」 最高裁

    http://www.asahi.com/national/update/0918/TKY200709180368.html 結論は5裁判官のうち堀籠裁判長と那須弘平、近藤崇晴の両裁判官による多数意見。藤田宙靖、田原睦夫の2裁判官が「条例は違憲」とする反対意見を述べた。 第三小法廷は「規定の仕方が適切でなく、条例が文言どおりに適用されると、規制の対象が広範囲に及び、憲法上問題がある」と指摘。そのうえで「全体から読み取れば規制対象は暴走族のほか、服装、旗、言動などにおいて暴走族に類似し、社会通念上同視できる集団に限られる」と限定的に解釈し、「合憲」とした。 藤田裁判官は「表現の自由は最大限保障されなければならない。条例は粗雑で、最高裁が強引な解釈をして合憲とすることには重大な疑念がある」と改正を求めた。田原裁判官も「多くの市民に対し、限定解釈の枠を超えて適用される可能性があると萎縮(いしゅく

    [刑事判例][表現の自由]暴走族の集会規制した広島市条例は「合憲」 最高裁
    d1021
    d1021 2007/09/19
    "最高裁は、合憲限定解釈の手法を採ったようですが、この種の人権に関わる規制法令については、田原裁判官が指摘する「萎縮効果」ということを重視すべきでしょう。"
  • 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 - 新司法試験の合格率40% 受験の全68校で合格者

    http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007091301000604.html 法科大学院の理念である「多様な人材の養成」の指標となる法学未修者の合格率は32%と低迷。来年は全体の合格率とともにさらに低下する恐れもあり、社会人離れが懸念される状況だ。 「さらに低下」しても、昔日のように2パーセント、3パーセントということにはならないでしょう。これだけの高い合格率の中で、「社会人離れ」してしまう程度の社会人は、法曹など目指さないほうが良いのではないかと思います。 法科大学院や新司法試験については、いろいろな問題が指摘されていますが、安易に、覚悟のないまま法曹を目指す人が増えた、ということも、弊害の一つでしょう。法曹になるということは、時には人の生死の問題にも関わる、修羅の道に入るということであり、やればやるほどやっている人間は不幸になり深く暗い淵の中に沈ん

    弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 - 新司法試験の合格率40% 受験の全68校で合格者
    d1021
    d1021 2007/09/14
    天風先生の瑜伽論を参考にしつつ安岡正篤先生と松原泰道老師の著作を読めば「暗い淵」から這い上がれるし、「罪業」は宣り直していけばいいのですよ。
  • 検事キムタクと弁護士幸四郎が火花散らす「HERO」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    d1021
    d1021 2007/09/08
    "法律家の端くれとしては、やはり、粘り強く事件に取り組み、証拠を精査し、面倒がらずに現場へも行って、何事も自分の目で見て確認することの重要性を改めて強く感じました。"
  • 落第生、最多の71人に 司法修習の修了試験 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007090301000660.html 昨年も受験者の7・1%の107人が合格しなかったが、追試で91人が救済され、最終的な不合格者は16人。今回は追試が廃止されたため、過去最多となった。 1468名が受験したということですから、司法修習生も随分と増えたものです。 昔は、2回試験で合格留保になっても、追試で全員が「救済」されるのがお決まりのパターンでしたが、もはや、最高裁も、かつてのような救済を行うつもりはないようであり(これだけの人数がいては、とても救済しきれず、粛々とやるしかない、と考えているのでしょう)、今後は、合格できず再受験しても合格できない人が右肩上がりで増えて行くことは確実と推測されます。 昔は、司法試験に合格すれば、よほどしくじらない限り、その後の法曹としての人生は約束されていたような面がありました

    落第生、最多の71人に 司法修習の修了試験 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 早稲田大学緑法会の合宿に参加して - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    d1021
    d1021 2007/09/02
    "今の合宿は、完全に会員間の親睦を深めるためのものになっているようで、ゼミや答練などはやらず、スポーツ、花火などを楽しむ、というものになっているようです"
  • 故宮沢元首相の合同葬 安倍首相が追悼の辞 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    d1021
    d1021 2007/08/29
  • 最高裁判所から開示された司法修習の成績 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

  • 異例の再拘置認める=無罪判決のスイス女性−覚せい剤密輸事件・千葉地裁 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    d1021
    d1021 2007/08/28
    "確かに、無罪判決を出した裁判所が、再勾留を認めた、という話を聞くのは、私も初めてです。""無罪事件における外国人の身柄の取り扱いについては、やはり問題が残っていると言うべきでしょう。"