どうやら僕はメイド喫茶というものを完全に勘違いしていたようです。僕は前回のエントリで、メイドは性的ファンタジーとしては特殊すぎる。一盗二婢なんてオッサンの戯言だ。そんな風に主張していたんだけど、これはもう前提からしてズれていたのです。 今になってようやく、そのことを了解することができました。そもそも、メイドとは性的ファンタジーではなかった。あれは、ただの識別記号だったのです。 識別記号とは、どういうことか。それはさておき、実は先日、秋葉原に行く機会があったのですが、そこで僕はある奇妙な光景を眼にしました。美しいメイドが駅前で客引きをしているのです。まあ、それ自体はさして珍しいことではないでしょう。問題は、その美しいメイドが全く通行人の歓心を買うことができていない、ということです。あまりにもシカトされるので、彼女はほとんど膨れっ面でチラシを配っていました。 一方、同じ場所で、それほど美しくな