新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、高体連=全国高等学校体育連盟は、ことし夏の高校スポーツの総合大会、全国高校総体を中止することを決めました。全国高校総体の中止は、昭和38年に始まって以来初めてです。 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、高体連は大会の開催を前提に準備を進めていましたが、緊急事態宣言が全国に広がり県やブロック単位での予選となる大会が行えない地域が相次いだことで対応を迫られていました。 高体連は16日午後、臨時の理事会を開き、選手や大会関係者の安全を考慮して全国高校総体の中止を決めました。 全国高校総体の中止は、昭和38年に始まって以来初めてです。高体連は午後6時半すぎから会見を行い、国内の新型コロナウイルスの感染者が1万人を大きく超え収束には相当な時間がかかると言われていること、競技中だけでなく移動や宿泊などによる感染リスクが大きく選手をはじめ大会関係者の安全や安心を確