オフィス・ソフトの選択肢が多様化している。アシスト(関連記事)や住友電気工業(関連記事),会津若松市(関連記事)など,無料で使える高機能のオープンソース・オフィス・ソフトOpenOffice.orgを採用する組織が相次いで登場。また,ブラウザさえあれば世界中どこからでも使えるWebベースのオフィス・ソフトも多数登場してきた。 ユーザーはどのようなオフィス・ソフトを選択しているのか,その選択基準は何か。ITproでは2008年5月20日から5月27日にかけて「オフィス・ソフトに関する調査」を実施した。1584人から有効回答を得た。オープンソースのOpenOffice.orgは約21.9%,Webオフィス・ソフトのGoogle Docsは10%が使用しているなど,新しい形態のオフィス・ソフトの利用が進みつつある実態が明らかになった。 まず仕事やプライベートを含め,使用しているオフィス・ソフト(