西武がBCリーグ・群馬のアレックス・ラミレス外野手(39)を緊急調査する方針を固めたことが6日、分かった。開幕から中村、坂田と主軸2人が故障で離脱し、打線が低迷。「5番・DH」を担える長距離砲の補強が急務となっていた。ラミレスは、巨人などセ3球団で外国人初の通算2000安打を放ち、実績は十分。巨人でヘッドコーチを務めた伊原監督とは師弟関係にある。ラミちゃんのNPB復帰の可能性が急浮上した。 貧打で最下位にあえぐ伊原西武が、カンフル剤として史上最強助っ人の本格調査に乗り出す。球団関係者の話を総合すると、近日中にラミレスのプレーをチェックし、獲得に向けた最終判断を下す見込みだ。 事態は、急を要している。当初の構想では「5番・DH」だった坂田が先月25日、2軍練習中に左肩を脱臼。手術のため全治約3か月で、前半戦中の1軍復帰は絶望となった。 本来は4番のおかわり中村も、左背中の張りで開幕2軍