TL;DR データ指向プログラミング(DOP) とは、データとコードを分割してアプリケーションを設計・実装するプログラミングパラダイムのこと。 DOPの実装は、以下の原則に従う。 コードとデータを分離する 汎用的なデータ構造でデータを表現する データをイミュータブルなものとして扱う データスキーマとデータ表現を分離する 個人的にDOPは、バックエンドを宣言的プログラミングっぽく書くための現実的な解だと捉えています。実装の詳細は翔泳社より出版されている「データ指向プログラミング」をご覧ください。 はじめに こんにちは、株式会社CHILLNNという京都のスタートアップにてCTOを務めております永田と申します。 最近、エンジニアコミュニティでオブジェクト指向の定義に関する議論が行われているのを見かけます。Java育ちの自分にとって、オブジェクト指向の権威性を揺るがすような議論はかなり衝撃的だった

