貧しい家庭に生まれた子どもは大学などの高等教育を受ける機会を失うだけでなく就職の上でも不利になり、自分の子どもに高度な教育を受けさせることが難しくなる貧困の連鎖に見舞われてしまいます。このため多くの先進国では奨学金制度を設けており、アメリカにも「FAFSA(連邦学資援助無料申込)」という奨学金を申請するための制度があります。このFAFSAの申請書を、入力フォームなどを備えた書類作成ソフトで支援しただけで、進学率が8%も上昇することが明らかになりました。 Role of Application Assistance and Information in College Decisions: Results from the H&R Block Fafsa Experiment* | The Quarterly Journal of Economics | Oxford Academic ht
![奨学金申請書の記入に支援があると大学進学率が8%も向上する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f457741f14ba2d33c941a849727c32a1524324eb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2019%2F03%2F04%2Ffafsa-experiment%2F00.jpg)