THE WAVE ウェイヴ (2008) Die Welle 去年のドイツ映画祭で観た『ウェイブ あるクラスの暴走』。 きのうから通常劇場公開がはじまりまりましたので、また観てきました。 おもしろいよ。 実際に起きた事件を基に、ドイツで映画化された本作。始まりは、ごく普通の高校生たちが軽い気持ちで始めた、ファシズムを模した体験授業だった。クラスのみんなで決めた“独裁者”には“様”をつけて名前を呼ぶなど、ルールはわずかで簡単なものばかり。 自由に生きる現代の若者たちが、誰かの下で支配されるという状況に順応するわけがない。 そんな思い込みは、映画の冒頭部分で簡単に覆される。 最初は授業に戸惑いをみせる生徒たちが、次第に集団の中で自分に与えられた役割に夢中になっていく。そして一致団結した若者たちが初めて得る、集団のパワー、集団の一体感。 そのゲームに夢中になった若者たちは急速に暴走し始め、“TH
6月30日にガンのため死去したドイツのバレエ振付師、ピナ・バウシュさんを悼み、ヴィム・ヴェンダース監督が、ちょうど始まりかけていたバウシュさんの映画企画を続行して製作することを決めた。ガーディアン紙(電子版)によると、バウシュさんはガンの宣告を受けて5日後に突然亡くなり、親交の深かったヴェンダース監督は「悲しみに打ちひしがれている。長く温めてきた企画を始めたところだったが、遅過ぎた」と語っていた。一時、企画を中止することにしたヴェンダース監督だが、コラボレーションを強く望んできたファンからの手紙をうけ、バウシュさんの舞踊団とともに続行を決めた。ヴェンダース監督は「コンセプトは当然、新しくしなければならない。ピナ・バウシュによるバレエの振付やダンスの構成を3Dで撮影するという貴重な機会を逃しはしない」と意欲を語っている。 【関連情報】 ・ ヴェンダース監督、世界初3Dダンス映画の製作を一
相模原の藤谷です。 アメリカの金融救済法案は先に下院で否決されるという異例の事態となりました。その後 修正法案が上院に続き下院の2度目の採決で可決されました。最初の否決の後、「華氏9 11」や「シッコ」の映画監督マイケル・ムーアが「ウオール街の混乱のおさめ方」とい う一文を発表して彼のメーリングリストにも流しました。大変示唆に富む内容なので仮に 邦訳して紹介します。転載自由です。(訳文の問題点を見付けられた方はご指摘をお願い します) 原文は↓ http://www.michaelmoore.com/words/message/index.php?messageDate=2008-10-01 差出人: "Michael Moore" <maillist@michaelmoore.com> 日時: 2008年10月2日 5:16:59:JST 件名: Here's How to Fix th
イギリス映画とフットボール(サッカー) えげれすではサッカーのことを「football」と呼ぶ。 それぞれにごひいきのチームがあって、試合の結果に一喜一憂、勝っても負けてもそれをネタにパブで盛り上がる口実にする・・・。 フットボール(サッカー)に注目すると彼らの生活の一面が見えるかも。 『シーズン・チケット』Purely Belter (2000) 「早目に競技場に行ったらまずは紅茶だ。砂糖は二つ、ミルクもたっぷり入れる。席に座ってゆっくり紅茶を飲みながら観戦…最高だ!」 主人公の少年二人は、Newcastle Unitedの大ファン。ひとり500ポンドもする年間観戦券=シーズン・チケットを手に入れるために悪戦苦闘する。 ニューカッスル・ユナイテッドのライバルは、ホームスタジアムも近いSunderland FC。 不運にもライバル・チームのサポーター席のチケットをもらってしまったふたりは
Some movies change you. The very best films stay with you, they comfort you, they challenge you. There’s impeccable craft, indelible emotion, plots that grip and twist, characters that live long after the final credits. In order to work out the best movies of all time, Empire asked readers to ransack their Blu-ray collections and place their votes for the 100 Greatest Movies – from belting blockbu
たたり [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2007/10/12メディア: DVD クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る The Haunting (1963) dir. Robert Wise レズビアンホラーあるいはクィアホラーとして名高い作品だが、これが初見。ホラーが苦手とはいっても昔の作品だし、と少したかをくくって見てしまったのだが、じゅうぶんにこわかった。具体的ななにかがでてくるわけではなく、ほとんどの場合にカメラワークとサウンドだけで緊張感がうみだされていく。 肝心のレズビアンモチーフはというと、これは複数のレベルでおどろくほどはっきりしている。 主役であるEleanorは、長年病気の母親の介護にしばられたあげく、母の死後は姉の家庭で「居場所のない」生活をおくっていて、そこから逃げだし、未知の、おそろしくもあり魅惑的でもあるHil
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く