2008-12-25 - 明日刈られる麦ついったにも書いたことがあったけど、以前読んだ「障害学への招待」という本を思い出した。障害学への招待―社会、文化、ディスアビリティ作者: 石川准, 長瀬修出版社/メーカー: 明石書店発売日: 1999/03メディア: 単行本 第5章 市野川容孝「優生思想の系譜」。ナチスの優生学についての記述。 しかし同時に、優生学はまさに福祉国家という枠組みにおいてのみ可能だったとも言わなければならないのである。(略) ある意味で、ナチスの優生政策は、「すべての者に人間たるに値する生活を保障する」(ワイマール憲法第百五十一条)ことを目指した、ワイマール時代の福祉国家体制の上に築かれている。各人の生の保障という責務を引き受けるのと引き換えに、国家は、各人の生を鷲摑みにし、それを国家にとっての経済的有用性の観点から評定する権利を手に入れる。そうした評定は、有限な福祉予算
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