2011年10月30日のブックマーク (1件)

  • ペインター『白人の歴史』:黒人は白人のねつ造である、という話だがあまり説得力なし。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    白人の歴史 作者: ネル・アーヴィンペインター,Nell Irvin Painter,越智道雄出版社/メーカー: 東洋書林発売日: 2011/10メディア: 単行購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (5件) を見る 白人がこれまでどんなふうに人種差別をしてきたか、黒人とか人種という概念があいまいであること、この二つを延々と書いた。すげー分厚いだしもちろんぼくの知らなかったことも書いてあるが、でもこれ以上の重要な話は皆無。ある意味で、これはサイード「オリエンタリズム」的な話で、黒人というのは白人が自分たちを定義するためにねつ造した概念だ、というような主張。でも黒人と言っても薄いの濃いのいろいろいるから線引きできず概念的に無効だというのは、ぼくには典型的なヒゲの不在論法だと思う(毛が一はえているからといってヒゲだとはいえない、どのくらいあればヒゲというのは定義できない

    ペインター『白人の歴史』:黒人は白人のねつ造である、という話だがあまり説得力なし。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    daen0_0 2011/10/30
    いい書評。