マーケティングにおける調査には、大きく分けて定量調査と定性調査の2つがあります。それぞれがどんなことを調べたいときに適しているのか、定量調査と定性調査の違いから説明していきます。 2つの違いを説明するにあたって、前回説明したユーザー理解のための「3つの掟」が重要になりますので、頭と心に浮かべて読み進めてください。 定量調査 What/「なに?」を知る 定量データの分析や集計で調査定量調査とは、人数や割合、傾向値などの何かしら明確な“数値や量”で表される「定量データ」で集計・分析する調査方法です。 代表的な定量調査は、「アンケート」です。 一般的なアンケートは、アンケートを回答してくれる人(被験者)が「はい・いいえ」や「1~5のスケールに○をつける」といった「スコアリング方式」と呼ばれる、質問項目に明快に回答できる設問で構成されていて、これらを集計すると設問ごとに必ず明確な数字でデータがアウ
![定性調査と定量調査の違いとは? アンケートやインタビューの成果を最大化 | プロ厳選! ユーザーを理解する調査手法](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2b3a12e155095cb8339a197ad06b08fcfe8474fe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwebtan.impress.co.jp%2Fsites%2Fdefault%2Ffiles%2Fstyles%2F1200x630%2Fpublic%2Fimages%2Farticle2014%2Fux_method%2Fux_method02_icon.png%3Fitok%3DTymEsT4y)