テレビ番組の司会などで活躍する人気タレントの島田紳助さん(55)が23日夜、東京都内で会見を開き、芸能界を引退することを明らかにした。所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーによると、紳助さんと暴力団関係者との間にメールのやり取りが発覚。事実確認を行った結果、紳助さんが認め、引退を申し出たという。 会見には、紳助さんのほか、水谷暢宏社長と顧問弁護士が出席した。 紳助さんは平成16年にも吉本の女性マネジャー(当時)への傷害事件で書類送検され、罰金30万円の略式命令を下されている。このときは約2カ月間謹慎し、テレビ番組などを降板しており、突然の引退発表が、放送局や芸能界へ与える影響は大きい。 紳助さんは昭和49年、島田洋之介・今喜多代に入門。52年に松本竜介さん(故人)と漫才コンビを結成。ツッパリ漫才で若者を中心に人気を得て、「MANZAI」ブームの立役者の一人となった。その後は、映画監