1年の6ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月をヨーロッパ、残りをアジアなどへ旅しながら仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る、本田直之氏。 テクノロジーの進化や、より精神的な豊かさを求める時代になってきた今、これからのライフスタイルの可能性について伺った。 自分らしく生きるために ライフスタイルのオプションを持つ———— 昨今の本田直之さんといえばライフスタイルの提案をされているイメージが強いのですが、そのきっかけはあったのでしょうか? 本田 きっかけはない。今までやってきたことではなくて、今自分がやっていることや感じていることを発信しているだけ。 それは、まだ日本人が気付いていないことだったりするからね。 僕の場合、90年代、経営者になるまでの間にやってきたことは「レバレッジシーズ」として10冊程出版してきた。 2004年以降にハワイと日本に住むデュアルライフという生活の準備をはじめて