9月3日、愛媛県の「野村ダム」(西予市)と「鹿野川ダム」(大洲市)を視察する「公共事業チェック議連」の国会議員(立憲民主党3名、共産党2名) 9月3日の愛媛県ダム視察を終えた宮本岳志衆院議員(共産党)が、現地での国交省の説明を紹介したとたん、地元住民は怒りをぶちまけた。 「ダム下流域が浸水することが分かって大量放流をしたのなら、確信犯的な殺人やないか!」 超党派議員連盟「公共事業チェック議員の会」の国会議員5名は9月3日、大量放流で下流域に浸水被害をもたらした「野村ダム」(西予市)と「鹿野川ダム」(大洲市)を視察。国交省中国四国整備局のダム管理事務所からのヒアリングで、急激な大量放流をするに至った致命的な操作ミスが明らかになったのだ。 その致命的なミスとは、「中小規模洪水」を対象とした現行のダム操作規則が今回のような「大規模洪水」では急激な大量放流を引き起こすのは確実なのに、不適切な現行ル