http://d.hatena.ne.jp/north2015/20080526/1211743556 ※この文章は、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』のネタバレをもろに含みます。第八話までをご覧になっていない方には、お奨めできません。ご注意ください。 「コードギアス反逆のルルーシュR2の第八話が、とんでもない常識逸脱状態になっていてリアリティを手放している」、という話をみかけた。しかし僕などからすれば、“百万人のゼロ”というあの茶番めいた展開のなかにも一定のリアリティは保持されているようにみえた。どうやら、リアリティの感じ所がちょっと違っているらしい。僕の場合、スザクとルルーシュの間柄と因縁、そして卓越したルルーシュの洞察力をもってすれば、あのような“でたらめの実行”を前にしたスザクが身動き出来なくなることはわりと予測可能で、ルルーシュがそこに付け入るというあの展開は納得のいくものじ