ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (3)

  • 性淘汰が生物多様性を維持することを解明 -身勝手な競争が集団サイズを安定化させる- — 京都大学

    小林和也 フィールド科学教育研究センター講師は、性淘汰のうち特に「性的嫌がらせ」(生まれてくる子供の数が減ってしまうかわりに競争相手よりも自分の子供の割合を高める性質)が、生物多様性を維持している可能性を理論的に示し、シミュレーションによってこの理論が上手く機能することを示しました。なお、研究における「性的嫌がらせ」とは、自然界の繁殖行動上の現象を示す生態学の用語であり、社会問題としての「性的嫌がらせ」(セクシュアル・ハラスメント、セクハラ)とは一切関係ありません。 研究成果は、2018年11月14日に英国の国際学術誌「Journal of Ecology」にオンライン掲載されました。 自然界には多種多様な生き物がいますが、それらの生き物の特徴的な色や形の多くは繁殖に関わる性質です。特に種類を見分けるのに役立つ性質、例えば植物の花の形や鳥の鳴き声は、まさに生物多様性の中心的存在です。そ

    性淘汰が生物多様性を維持することを解明 -身勝手な競争が集団サイズを安定化させる- — 京都大学
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    daiki_17 2018/11/15
  • サイコパスがためらいなく嘘をつく脳のメカニズムを明らかにしました

    阿部修士 こころの未来研究センター特定准教授、Joshua D. Greene 米国ハーバード大学教授、Kent A. Kiehl 米国ニューメキシコ大学教授らの研究グループは、反社会性パーソナリティ障害である「サイコパス」が、ためらうことなく、半ば自動的に嘘をついてしまう傾向があり、その背景に前部帯状回の活動低下があることを世界で初めて実証しました。 研究成果は、2018年7月3日に英国の国際学術誌「Social Cognitive and Affective Neuroscience」のオンライン版に掲載されました。 研究では収監中の囚人の方にご協力をいただいて、サイコパスについての研究をする貴重な機会を得ることができました。平然と嘘をつくとされるサイコパスを、心理学および神経科学の観点から理解するための、重要なステップとなる成果と考えています。 現状、日国内だけでは、こうした研

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    daiki_17 2018/07/20
  • 京都大学発ベンチャー創生のための150億円のファンド出資について(2015年12月9日)

    京都大学方式 民間ベンチャーキャピタルの一般的なファンド運用期間が10年間であるのに対し、「イノベーション京都2016投資事業有限責任組合」の運用期間は15年です。基礎研究に厚みのある学の研究成果は、実用化までに長い時間を要するものも多く、15年間のファンド運用によりイノベーションとなり得る基盤技術の育成を目指すためです。 また学では、公募により選定された民間の運用事業者が学に関連するベンチャー企業の育成を目的に設立するファンドを「京大認定ファンド」として位置づけ、大学で生まれた研究成果等を積極的に社会に還元する取り組みを行っています。 京大iCapは公的資金を、京大認定ファンドは民間資金を、それぞれ運用し、学を中心として京大iCap、京大認定ファンドが協調・補完して京大発ベンチャーを育成するエコシステムを目指します。 ファンドの投資対象 京大iCapは、投資対象を以下のように定め

    京都大学発ベンチャー創生のための150億円のファンド出資について(2015年12月9日)
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    daiki_17 2015/12/18
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