米ワーナー・ブラザースが「トムとジェリー」の実写映画化に着手した。 最大のきっかけは、20世紀フォックスのファミリー向けアニメ『アルビン 歌うシマリス3兄弟』の大ヒットだ。製作費6000万ドルの同作は、フォックスの予想を上回り世界で3億6000万ドルもの興行収入をあげている。すでに続編製作がスタートしており、2010年に全米公開の予定だ。 実写版「トムとジェリー」は、『アルビン』と同様、実写映像にCGキャラクターが合成される予定で、トムとジェリーがいかにしてライバル関係を築くことになったのか、2人の出会いが描かれるという。 ロン・ハワード監督予定作“B-Minor”や、ハル・ベリーが出演予定の“Class Act”などの脚本を執筆したEric Gravningが脚本を担当。ロバート・ダウニーJr.主演の“Sherlock Holmes”や、キャメロン・ディアス主演の“The Box”