3D映像が映る200インチの大画面。花に近づく蜂が、1メートルほど手前に飛び出す=京都府精華町の情報通信研究機構けいはんな研究所、西江拓矢撮影 専用の眼鏡がなくても映像が立体的に見える「裸眼3D」画像が200インチの大画面で楽しめる技術を、情報通信研究機構けいはんな研究所(京都府精華町)が開発し、25日発表した。裸眼3Dとしては世界最大級の画面という。人も乗用車も実物大で映すことができる。今後、電子広告や車などのショールームでの活用を目指す。 スクリーンは高さ約2.5メートル、幅約4.5メートル。背後から64台のプロジェクターを使い、フルハイビジョン相当の画素数(水平1920×垂直1080画素)を達成した。手前と奥にそれぞれ1メートルほど飛び出して見えるという。 裸眼3Dは、多くのプロジェクターで違う画像を同時に映し出し、左右の目がそれぞれ違う映像を見ることで画面が立体的に見える。た