日本が誇るマンガコンテンツ。じつは日本の次にマンガの発行部数が多いのはフランスで、10年で市場が4倍も大きくなり、2022年には3.8億ユーロ相当(1ユーロ=161.3円で換算すると約600億円相当)の市場に。近年まではフランスのコミック、バンド・デシネ(※フランス・ベルギーなどを中心とした地域の漫画。著名な作品に『タンタンの冒険』『スマーフ』などがある)が強かったのですが、コロナ禍に状況が一変。マンガはフランスのコミック市場の半分以上、そしてフランスで販売されている本の7分の1を占めているのだとか。 日本のマンガコンテンツを欧州の出版社で販売しつつ、オリジナルのマンガ作品を手掛けているのが、フランスのマンガ出版社 Ki-oon(キューン)東京オフィス代表 / 編集者のキム・ブデンさん。キムさんにフランスのマンガ事情について聞きました。 フランスのマンガ出版社 Ki-oon はコンテンツ発