麻雀漫画は打ち切りになりやすい 「連載漫画の打ち切り」が決まる時、何よりも大きい理由の一つが「コミックスが売れなかった時」である。この売れ行きじゃ本を刷れば刷るほど赤字、返本で出版社のビルが傾く、カンベンしてくれ!…という時に「先生すみません…連載をあと3話で終了してもらえないでしょうか?」という泣きの声が編集者からせつなく届くのだ。 出版不況で漫画を買う人達が減り。どのジャンルの漫画本も全体的に売れず苦しい中、麻雀ジャンルは特に厳しい。 麻雀漫画はもちろん、麻雀の好きな人が買うジャンルだ。複雑なルールを熟知していないと、勝負のギリギリの駆け引きの面白さがなかなか伝わらない。麻雀本来の魅力を伝えようとすればするほど、中身が複雑になる。 「ようは玉を、網の中に入れりゃいいんだろ? それさえわかれば十分読めるぜ!」と、誰にも理解が簡単なサッカーやバスケットボールの漫画と比べて、麻雀漫画は敷居が
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