文部科学省は25日、やむをえない事情で夏休みの自由研究を仕上げられなかった児童・学生向けに、 「夏休み課題遅延証明書」 の発行をはじめた。国際天文学連合(IAU)が昨日「冥王星を惑星から外す」新定義を決定した緊急事態を受けたもので、全国のよいこたちの救済をはかる。 証明書発行のきっかけになったのは、25日に文科省にかかってきた一本の電話だった。都内在住の小学生・たかしくんが、 「夏休みの自由研究として、2ヶ月近くにわたって太陽系のレポートを書いてきた。突然こんなことになり、イチからやりなおさなくてはいけないので困っている」 と相談してきたのだ。事態を重くみた同省は、 「この子はまじめに宿題をやっていたのですが、IAUのせいでパーになってしまいました。提出をもうちょっと待ってあげてください」 と担任教師に言い訳する遅延証明書を、たかしくんのために発行することにした。 同日午後には、たかしくん