リンクの価値というのは「リンクして貰う」ことの価値であり、「リンクさせてやる」ことの価値ではない。 ただし「リンクして貰う」ことの価値は一方的に享受するものではなく、リンクした側にも利点をもたらし、取引的には等価となっている。 昔、wwwに静的HTMLしかなかった頃は、リンクというのはこちらから一方的に張ることはできても向こうからして貰えるかどうかは保証されなかった。だからこそ全てのページを集めたハブとしてYahoo!のようなインデックスが有用だったのだし、またリンクした旨を申し出て「できればこちらにもリンクして欲しい」とお願いする必要があった。この風習はいつの間にか事後の「相互リンク願い」から事前の「リンク許諾申請」という形に変化してゆく。即ち、相手に対し自分へのリンクを請う形から自分からのリンク自体を許可願うように、全く逆の形式になっていることに注意されたい。 そのような誤解がどこから