最近、日本ではやインセンティブ販売についての議論を多く見られるようになった。総務省が「モバイルビジネス研究会」で制限について検討をはじめるなど、携帯電話の販売方法についてユーザーに選択肢を与えようという動きが見えてきている。日本で最新機能を盛り込んだ新機種が安価に提供されてきたのはインセンティブ制度があることと、端末にがあり、携帯電話会社専用品としているからである。 では海外の状況はどうなっているのだろうか?今回はの面からヨーロッパや香港の状況を見てみよう。 ■海外でもにより端末価格は安価に海外ではインセンティブ販売を採用している国は多くない。ヨーロッパなどのGSM/W-CDMA方式の国では端末にをかけ、携帯電話会社専用品とすることで安価に販売しており、最新機種でも手ごろな値段で購入することが可能だ。特にプリペイド携帯(プリペイドSIMカード+端末のセット)のほとんどがこのつきになっている