印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 東京電力福島第一原発から半径80キロ圏内の放射能汚染について、文部科学省は16日、航空機で測定した放射線量の汚染マップを発表した。線量は前回測った7月から4カ月間で平均約11%減った。減少のうち9.2%分は、放射性セシウムの核崩壊による減少分で、残りが雨や風などによって移動した効果という。 10月22日から11月5日まで、ヘリコプターに高感度の検出器を載せて地表から出る放射線を測り、同じ範囲を7月に測定した結果と比べた。一部の河口や中州などで線量が高くなった地点もみられた。この4カ月間の減少をもとに試算すると、今年8月から2年後には、線量は約4割減る。政府が示している試算と合うという。 今後も季節ごとに測定を続け、変化の傾向を確認していくという。 関連リンク原発避難民も復興住宅入居可能に(12/15)年間20ミリシーベルト「発がんリスク低い」