※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 映画館でデジタル上映が一般的になり、およそ10年が経ちました。フィルム上映に触れる機会はめっきり減りましたが、それでもフィルムにしかない味わいを守る場所は確かに残っています。そんな場所の1つである名画座でのアルバイトを通じて、映画の歴史や上映の仕組みについて解説する漫画が、映画をもっと好きにさせてくれます。 ※名画座:ふつうの映画館で上映が終了した作品や、昔の作品を2本立てなどで上映する映画館 『フィルムの映画史』と題されたこの作品では、映画が大好きな大学生・茂木凛子の目を通じて、名画座の様子を丹念に描きます。バイト先には映画史に詳しい大学院生の西さんや、その道30年のベテラン映画技師の松林さんなど、上映を裏から支えるスタッフが登場。 第1話では、バイトを始めたばかりの主人公・茂木さんが、初めて見る生のフィルムや映写機に興味津々。バ