生命保険の非課税額を活用すれば、相続税を大幅に減らすことが可能です。税制改正により大増税時代となった昨今、相続財産が自宅と少しの預貯金だけの「ふつう」の家庭でも、相続税がかかる可能性があります。いざ相続が発生したとき、思いがけない課税額で困窮してしまわないよう、有効な相続税対策を見ていきましょう。※本連載は、司法書士・行政書士の坂本将来氏、税理士の古谷佑一氏による共著『奥様のための相続のはなし』(日本法令)より一部を抜粋・再編集したものです。 「相続人×500万円」の生命保険契約で相続税を圧縮 奥様「よく、『生命保険が相続税対策に有効』っていうわよね。」 税理士「生命保険には非課税枠があります。非課税枠内(法定相続人の数×500万円)の生命保険金であれば、相続税が課税されませんからね。」 奥様「うちは相続人が4人だから、2,000万円が非課税になるのね。」 税理士「はい。たとえば、現金預金
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