米大統領選民主党トップランナーがつまづいた! バイデン氏の過去に人種差別の影 子息の金銭疑惑も波乱要素 黒人を意味する差別用語「ボーイ」 バイデン前副大統領 この記事の画像(4枚) 来年の米大統領選で、民主党側の候補者選びではジョー・バイデン前副大統領が優勢と伝えられるが、ここへきて過去の人種差別問題でつまづいた形になっている。 バイデン氏は18日ニューヨークで行われた支持者との会合で講演し「最近の政治には礼儀正しさが欠けている」と自分が上院の新人議員時代の経験を次のように話した。 「私はジェームズ・イーストランド議員と同じ派閥に属していたが、彼は私のことを『ボーイ』とは決して呼ばなかった。常に『サン(息子よ)』と言ってくれた。そこには礼儀正しさが残っていたので、私たちは意見の違いを乗り越えて仕事ができたのだ」 実は「ボーイ」という言葉は「少年」以外に「黒人」を指す差別用語として使われる。