建物は長年の雨風でどうしても汚れる。 建築家はそれをよしとせず、なるべくキレイに保つ工夫をするが、ぼくはむしろその汚れが好きだ。 汚れを丹念に見ていくと、実はいくつかのパターンがあることに気づく。なかには「そう来たか!」というレアな汚れもあるのだ。それらの見分け方と愛で方を紹介したいと思います。
建物は長年の雨風でどうしても汚れる。 建築家はそれをよしとせず、なるべくキレイに保つ工夫をするが、ぼくはむしろその汚れが好きだ。 汚れを丹念に見ていくと、実はいくつかのパターンがあることに気づく。なかには「そう来たか!」というレアな汚れもあるのだ。それらの見分け方と愛で方を紹介したいと思います。
タイの家庭料理に「ナムプリック」というものがある。 にんにくや唐辛子をベースとしたペースト状の料理で、茹でた野菜などにつけて食べる万能ディップだ。 日本で言うと、味噌の存在に近い気がする。日本人がきゅうりに味噌をつけて食べるように、タイ人はナムプリックを食べている。 とにかく、ひとたびこの香りをかげば気分はタイに吹っ飛んでしまうのだ。 エスニック料理好きな日本人が作れるように、日本食材で再現してみたいと思います。 (ほそいあや) よく「外国人が日本を訪れると『空港に降りたとたんに醤油の匂いがする』らしいよ」という極端な話をきく。さすがに空港までは匂わないと思うが、なんでも醤油で味付けをしているという事が言いたいのだろう。「韓国はキムチの匂い」ともよく聞く。 その考え方で言えば、タイの街全体の総合的な匂いがナムプリックだと思う。 作ってみよう ナムプリックのレシピは色々なものがあるが、いちば
レバ刺しは、人によって好き嫌いの分かれる食べ物のひとつだと思う。 私は生肉全般が好物だけれど、中でもレバ刺しの魅力は他の内臓系と一線を画するものがある。 これを読んでいる方の中でも、あのプルプルの舌触りと濃い肝のコクに魅了されている人も多い事でしょう。 そういうわけで、無類のレバ刺し好き達と、おいしいレバ刺しの食べ歩きをしてきました。 今夜はレバ刺しの夢にうなされてください! (ほそいあや) まず、スタンダードなレバ刺しから 数あるレバ刺しの形状でもっともよく見るものはこのタイプだろうか。薄すぎず厚すぎず、色も健康的なえんじ色。物心ついた時からこれをレバ刺しと認識して育ってきた、レバ刺しの見本のようなレバ刺しだ。
肝がおいしいあんこうという魚は、「吊るし切り」という独特の方法で捌かれるらしい。 あんこうをわざわざ吊るして切ることにどんなメリットがあるのか全然わからないのだが、「吊るし切り」という言葉の響きがかっこいいし、単純に楽しそうだ。 素人がやれるような技ではないような気もするが、小学生の頃に北斗百裂拳を練習したときの純粋な気持ちを思い出して、いっちょチャレンジしてみようと思います。 (玉置 豊) 那珂湊まであんこうを買いに行く あんこうの吊るし切りをするには、丸のままのあんこうが一匹必要だ。すでに捌かれたあんこうやパック詰めの肝だったら近所のスーパーでも売っているが、さすがにあんこう丸ごとでは売っていない。自分で捕まえられれば一番いいのだが、残念ながら底引き網漁師の知り合いはいない。 あんこうといえば常磐名物。そこで茨城までいけば捌かれる前のあんこうが売っているかなと、那珂湊おさかな市場という
フグのひれ酒という飲み物がある。日本酒を熱燗にして、あぶったフグのひれを入れたものだ。居酒屋で何回か飲んだことがあるのだが、あれはなかなかおいしかった。 しかし謎なのが、フグを使う理由だ。ヒレだったらほとんどの魚についているのだが、ひれ酒にされるのは大抵の場合、フグである。 実はほかの魚でもひれ酒は美味しいのではないだろうか。 (玉置 豊) まずはフグのヒレを入手しよう いろいろな魚のひれ酒にチャレンジする前に、まずはスタンダードなひれ酒を極めるため、フグを釣るべく海に出た。自分で釣ったフグを使って、新鮮なひれ酒をつくるのだ。新鮮という言葉がひれ酒にふさわしいのかは微妙だが。 ところでフグという魚はご存じのとおり毒をもった魚なので素人には捌けないが、フグを狙った釣り船に乗ると、フグ処理師の資格をもった船長が釣ったフグをさばいてくれます。
1ヶ月前に書いたナマコの記事で書きましたが、実家の干物屋(松本商店)が父の死去を機に廃業することになりました。でも折角美味しい干物が作れるのにもったいない。だけど店は続けられない。 そこで、干物作りのレシピを公開しようと思います。 四代、120年続いた干物屋のレシピ。営業上の秘密も含めて洗いざらい書いちゃいます。みんな、これを読んだら干物は買わずに自分で作ったら良いと思うよ。自分で食べる分を作るくらいなら簡単だから。 (text by 松本 圭司) ■実家に帰ったついでに干物作りを習った 今回干物作りを教えてくるのは、母。松本商店のしょこたん。写真を撮りながら、 「この写真、インターネットに載せても良い?」 と聞いたら、 「絶対ダメ」 と言われたので後ろ姿で失礼します。 母は元々東京でOLさんをやったり病院の事務をやったりする普通の女性だった。話を聞くと結構ナウなヤングだったりして、若干驚
全国2億人の名古屋ファンの皆さまこんにちは! さて、名古屋名物の料理と言えば何を思い出すだろう メジャーなところでは『ひつまぶし』、『ういろう』、『味噌煮込みうどん』、『きしめん』あたりだろうか。『世界の山ちゃんの手羽先』、『スガキヤのラーメン』あたりも最近は全国的に有名だ さて、そんな名古屋グルメにどうしても一品付け足したいものがある。それは名古屋の喫茶店、コメダ珈琲のシロノワール(写真右)だ。これは本当にうまい。コメダ珈琲は名古屋に行けばどこにでもあるチェーンの喫茶店なのでぜひ食べて欲しい そんなコメダがついに、東京23区内に初の店舗を設けた。それはもう、食べに行かなくてはならないだろう。さあ、甘味の旅についといで! (text by 梅田カズヒコ) 箱根の山を越え、多摩川をついに渡ったコメダ いつになくちょっと興奮気味の筆者だが、まずはこのサイトを見てほしい。関東地区のコメダ珈琲の店
先日用事が出来て名古屋に行った。 このサイトで執筆を開始してからというもの、遠出をするときには必ずネタを探すくせがついているので、今回も名古屋で何かネタはないか探すことにした。 名古屋と言えば、このサイトの企画で60本ものコネタを紹介したことがある。さすがに名古屋ではもうネタはもうないだろう、と思っていたが、まだあった。名古屋は僕らが思っているよりずっと奥深い。 名古屋名物きしめんに、大胆にもあんをかけたという不思議な名古屋食、あんかけきしめんを食べてきました。さあ、今日も食いまくるぜ。 (text by 梅田カズヒコ) あんかけきしめん一考 名古屋と言えば、あんかけパスタというメニューがある。ちょっと太めの麺のパスタに、少し洋風に味付けされた「あん」をかけるというメニューだ。 あんかけパスタは名古屋ではポピュラーなメニューである。東海地方出身のOさんは東京に上京してくるまであんかけパスタ
「フルーチェ」を嫌いな人って、いるんでしょうか。 牛乳を混ぜて作る、かんたんデザート。実は、牛乳とクエン酸を化学反応させて、ゲル化させる過程を楽しんで食べるもの…という非常に科学的なお菓子らしいのですが、「フルーチェ」自体には、懐かしい優しい印象しかありません。 小さい頃、お母さんと一緒に作って、家族四人で食べたフルーチェ。修学旅行の夜、こっそり作って、クラスメートと食べたフルーチェ。 インスタントだけど手作り感あふれる、白くてうす甘い、不思議な食べ物、フルーチェ…。 とかいう話を、酒を飲みながらしていたら、 「そういや、フルーチェっぽいお菓子の作り方を知ってるよ」と、知人が。 「なに、それどんなの?」 「すんごーい簡単なお菓子。時間だけは、ちょっとかかるけど、これがなかなか、『うそ!』ってくらい、ハマる人はハマる味。フルーチェとかチーズケーキとかババロアとか好きだったら、イチコロだね」
〔今回の要約〕 夏休みなのにどこにも出かけなかったので体が真っ白だ。そうだ、背中に日光を遮る何かを置いたまま日焼けすれば、好きな模様がデザインできるかもしれない。 そう思ってうかうか江ノ島に行ったら、いろいろあって耐え切れなくなったので、途中で諦めて帰宅しました。 (藤原 浩一) ひとり江ノ島 真っ白な背中に、何か模様をうつしたような形で日焼けしたい。 そんな企画を思いついたときは、いつものとおり近所の河原でやればいいかなと思っていた。しかし、企画会議で発表したとき他の人から「海に行くといいよ」と言われたのでそうすることにした。江ノ島に行って、そこで感じたことを交えて書くといいかもしれない。江ノ島といえば若者が集まる海だし。 ……思えばそれが大きなミステイクだった。 江ノ島までは、家から電車でだいたい1時間半だった。普段通学には2時間かかっているから、江ノ島は大学よりも近いことになる。江ノ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く