ビジネスとデザインの関係についてはこれまでもたくさん本や動画を紹介したり、事例を紹介しながら説明してきました。 リリースしたサービスを多くのユーザーが使ってくれたとしても、利益がなければビジネスとしては成り立ちません。サービスを作ることに関わる全ての人は、事業としてそもそも可能性があるのかどうか、また事業を成長させていく上で、どのような指標を追って行けばよいのかということも考慮しなくてはなりません。 つまり、どのような職種においてもビジネス理解は不可欠なのです。デザインの業界とて同じことです。Goodpatchのデザインプロセスの序盤には「課題特定フェーズ」を必ず組み込んでいます。ユーザーリサーチや競合リサーチを重ねた後に、サービスに影響する重要要因を分析し、ユーザーとビジネス両方の課題を定義するのです。どのような課題を解決するためにサービスを作るべきか、ユーザーと企業課題を同時に解決