県環境森林部は22日、野生鳥獣の放射性物質検査で、宇都宮、日光、茂木の3市町で捕獲したイノシシ計5頭の肉から食肉の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。日光、佐野の2市で捕獲したシカは暫定基準値未満だった。 12月7から17日にかけて捕獲した。検出値は、宇都宮市で2356ベクレルと1963ベクレル、日光市で527ベクレルと506ベクレル、茂木町で2022ベクレルだった。
印刷 平均的な1日の食生活から摂取される放射性セシウムの量が、福島県では東京都の約8倍とする調査結果を厚生労働省の研究班がまとめた。ただ福島県で1年間食べ続けた場合の人体への被曝(ひばく)線量は0.0193ミリシーベルトと推計され、食品の新基準をつくる際に設定している年間の許容線量1ミリシーベルトを大幅に下回っている。 調査は国立医薬品食品衛生研究所が行った。2007年度の国民健康・栄養調査の食品ごとの平均摂取量をふまえて今年9月と11月に福島県、宮城県、東京都で流通している食品を購入して調理。原発事故の影響とみられる放射性ヨウ素と放射性セシウム、そして自然から取り込まれる放射性カリウムの1日の摂取量を調べた。1年間食べ続けた場合の被曝線量も出した。 その結果、1日の食生活から摂取される放射性セシウムは東京都では0.45ベクレル、福島県で3.39ベクレル、宮城県は3.11ベクレルだっ
県保険医協会は21日、米海軍横須賀基地前などで実施した魚類実態調査の結果を公表した。骨が曲がった「奇形ハゼ」は長浦湾で最も多く見つかり、協会は「空母ジョージ・ワシントン寄港のための浚渫(しゅんせつ)により、汚染泥が基地前から大量に流れ込んだのが原因」とみている。 調査は11月3日、基地そばのヴェルニー公園前(横須賀市汐入町)、長浦湾(同市長浦町)、鶴見川河口(横浜市鶴見区)の3カ所でマハゼを採取して実施した。長浦湾では採取した39匹中10匹が奇形で、ヴェルニー公園前(40匹中5匹)を上回った。鶴見川河口は採取した7匹すべて異常はなかった。 基地周辺海域の調査は14年目。奇形は基地のバース浚渫工事などと時期的に連動する傾向が出ている。
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く