環境省は10日、福島県内の河川や湖沼などの底の土壌で昨年9~11月に放射性セシウム濃度を測定した結果、最高値は福島県双葉町にある農業用ため池で1キログラム当たり78万ベクレルだったと発表した。 このため池は東京電力福島第1原発から約10キロにある。前回の調査(同7~9月)の最高値は、ほぼ同じ距離にある浪江町の農業用ため池の9万6千ベクレルだったが、最高値は約8倍となった。 測定は計217地点。環境省は「全体では横ばい傾向だが、放射性物質が飛散した原発から北西の方向では高い値が多かった」としている。 河川では浪江町の高瀬川で1万7400ベクレル、南相馬市の太田川で1万2500ベクレルだった。 環境省は千葉県、埼玉県、東京都の河川や海計59地点も測定したが、全地点で水からセシウムは検出されず、土壌の最高値は千葉県柏市の染井入落(河川)の5700ベクレルだった。〔共同〕
■持ち帰り「不可」 客激減 赤城大沼(前橋市)の氷上ワカサギ釣りが4日に解禁されたが、例年に比べ釣り客の数が激減している。ワカサギの放射性セシウム濃度が食品の基準値を上回っているため、持ち帰ることができないのだ。釣り客らは帰り際、「やっぱり持ち帰って食べたいよね」と寂しさ交じりに話していた。(大橋拓史) ◇ 10日午前、赤城大沼の氷上。寒さよけのテントや小屋を張った釣り客は糸を垂らし、ワカサギ釣りを楽しんでいた。その数約10人。 赤城大沼漁業協同組合は「解禁日は例年、約500人の釣り客が訪れるが、今年は3分の1にも満たない約150人だけ。今来ている人は釣りの愛好家で、持ち帰って食べられるようにならない限り、客足は期待できない」と困惑気味だ。 それでも今年の解禁は例年並みだが、昨年の解禁は3月だった。一昨年3月の東京電力福島第1原発事故の影響で、同年8月時
Dragon Ash (右から3番目がIKUZONE) Dragon Ashのベーシスト、IKUZONEこと馬場育三が4月21日、急性心不全のため亡くなったことがバンドのオフィシャルサイトにて発表された。享年46歳。彼は同日夜に自宅スタジオで倒れているところを家族に発見され、病院に救急搬送されたが、午後10時55分、そのまま息を引き取ったという。 Dragon Ashには活動最初期からのメンバーとして参加し、そのワイルドなプレイでファンを魅了してきたIKUZONE。昨年5月には橈骨神経麻痺という病気を発症したため、しばらくのあいだ音楽活動を休止していたが、同年末に行われた音楽フェス〈COUNTDOWN JAPAN 11/12〉のステージにて復活。変わらぬパフォーマンスを披露していた。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。
宮城で基準値超のセシウム=コメ、福島県外で初−流通せず 宮城で基準値超のセシウム=コメ、福島県外で初−流通せず 宮城県は10日、栗原市の旧沢辺村地区の農家で2012年に生産されたコメから食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る最大240ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県によると、基準値を超えたのは福島県外では初めて。農家が自家消費用に生産したコメで、市場には流通していない。 県はこれを受け、旧沢辺村地区の農家に対してコメの出荷自粛を要請した。(2013/01/10-16:24)
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