横浜市寿地区や近隣地域を中心に社会的生きづらさを抱えている人々を対象としながら活動を行っているNPO法人です。 横浜ことぶきと大阪あいりん地区。 両地区は“どや街”“寄せ場”としてワンセットでよく紹介されるが、 根本的決定的に違うことが一つある。 それは、住民票。 寿の簡易宿泊所には住民票がおけるが、あいりんはおけない。 昔っからこの制度は変わらない。 政令都市の自由度なのか?なんなのか? 飛鳥田市政の名残なのか? 大阪は排除で横浜は寛容なのか? 行政の理由は分からない。 分からないが、その結果はここに来て大きく異なる社会を創り上げた。 「寿は10年先を予測できる町」 念仏の様に唱えてきた結果が、住民票の有無からあいりんと比較するとよく分かる。 これまでさなぎの活動が続けられたのは、寿に住む人たちが、生保として簡易宿泊所に居住できる市民権が得られたからである。 最も大事な居場所の確保。 さ