データの抽出(検索)は、SELECT文でおこなう。SELECT文では、次のことが可能である。 データを抽出(検索)する データを並べ替える(ソート) 計算や集計をおこなう SELECT文は、ふるいだと考えればわかりやすい。一定の大きさ以上の砂は通すがそれ以外の砂は通さない。例えば「出身地」が“福岡県”のデータを抽出するなら、「出身地」が“福岡県”だけを抽出するSELECT文というふるいを作ればよい。もちろん、データの抽出と同時に並べ替え(ソート)や計算もおこなうことができる。 SELECT文のイメージ SELECT文の基本記述形式は次のとおりである。 SELECT文の記述形式 SELECT 列名1,列名2,~列名n ← どの列を表示させるか FROM 表名(テーブル名) ← どの表(テーブル)から WHERE 抽出条件 ← どのような条件で