NHKオンデマンドとBeeTVに「頭痛の種」 「放送と通信の融合」の未来に、映像著作権を囲い込むプロダクションの「エゴ」が立ちはだかる。 2009年9月号 BUSINESS やはり、大きな壁に突きあたった。NHKが放映した番組をいつでも好きな時に高速ネット回線を通じて視聴できる――という触れ込みの有料サービス「NHKオンデマンド」。放送と通信を融合させる試みの一つだが、制約がありすぎて視聴できる番組が限定され、「オンデマンド」が羊頭狗肉になりかねない。 昨年12月にサービスを開始したNHKオンデマンドの二本柱は、放送から10日以内に会員が視聴できる「見逃し番組」と、過去の番組のアーカイブから希望する番組を好きな時に楽しめる「特選ライブラリー」。面倒な録画の手間が省けることもあって、7月にはパソコン経由の登録会員数が10万件を突破した(ケーブルテレビ経由は未公表)。目標の「3年間で登録30万
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