タグ

ブックマーク / lullymiura.hatenadiary.jp (6)

  • 参議院選挙を前に―なぜ自民一強なのか - 山猫日記

    日は参議院選挙を前に少し分析をしたいと思います。読売新聞の7月15日付朝刊では「与党改選過半数の勢い」と見出しを打ち、自公で67議席から76議席を取る可能性があるとしました。日経新聞は「改憲勢力3分の2に迫る」とする一方、時事通信社は「改憲勢力、3分の2割れか」と報じており、争点はすでに安倍総理が設定した改選議席の与党過半数(63議席)ではなく、改憲に必要な3分の2を維持できるかどうかに移っています。同じく読売新聞の情勢調査では、野党第一党の立憲民主党は16議席から24議席と、改選9議席を大幅に上回るものの、国民民主の予想議席と足し合わせても20~30議席にとどまり、2016年の前回参院選で旧民進党が得た32議席には届かない見通しとのこと。しかし、無所属候補がいるので当選後に立民入りする当選者もいるものと思われ、そうすれば前回と同様、あるいは上回る可能性もあるとのことです。いずれにしても

    参議院選挙を前に―なぜ自民一強なのか - 山猫日記
    dalmacija
    dalmacija 2019/07/18
    「リアリズム」と野蛮の区別が難しい。支持層ほどリアリズムのついでで自民が壊す物がどう文明を押し戻すのか想像しにくいのだろうけど
  • 都民ファースト大勝の意味合い - 山猫日記

    都民ファースト大勝の影響 小池都知事率いる都民ファーストの会が都議会選挙で大勝しました。都議会選挙の影響範囲は、第一義的には都政においてです。今回の選挙は不思議な選挙でした。小池知事側の戦略勝ちなのですが、誤解を恐れずに言えば、政策上の争点はなかったからです。 市場移転についても、豊洲に移転することが前提で、あとは選挙を通じて意思決定するほど話は煮詰まっていない状況。待機児童問題についても、政党間の違いが明確になることはありませんでした。争点は小池知事を信任するか否かということであり、強いて言えば重要だったのはスタイルの差分。 自民党のおじさん的な政治を続けるのか、小池さんが重視する多様性や颯爽した何かを追い求めるのかということだったわけです。直接的な影響は、後の小池知事の政策運営が容易になったということですが、ここまでくっきりと勝敗が分かれると、当然、国政への影響が出てきます。私は、大き

    都民ファースト大勝の意味合い - 山猫日記
    dalmacija
    dalmacija 2017/07/05
    この人のスタンス批判するのも結構だけど、絶望あずまんや安倍に縋るリフレ派ネトウヨ先生方みたいに簡単に極端に走る連中より、余程耐久力があって遥かにマシだと思う
  • 参議院選挙総括―誰が負けたのか? - 山猫日記

    勝ったのは与党 参議院選挙が終わりました。自公で過半数を大きく上回る143議席を確保し、いわゆる改憲勢力で2/3の162議席を確保しました。公明党を改憲勢力と形容するのが適切かどうかはともかく、憲法審査会が動かされ、改憲が具体的な政治日程に上ってくることになるでしょう。政権は、アベノミクスが信任されたと高らかに宣言しているし、勝ったのは明らかに与党です。 ところが、野党からもそれほどの悲壮感は伝わってきません。客観的には惨敗なのですが、一人区では野党共闘の効果もあって野党の11勝22敗と、少なくとも3年前よりは善戦しました。被災地3県と沖縄で勝利したことに一定の大義を主張する者もあり、敗戦をきっかけとした自浄作用さえ期待できない状況です。 負けたのは誰かというのが重要な問いです。結論めいたことを言うとすると、負けたのは、日が進んでいく方向性に変化を望んでいる層です。選挙戦が盛り上がらない

    参議院選挙総括―誰が負けたのか? - 山猫日記
    dalmacija
    dalmacija 2016/07/12
  • 参議院選挙論点シリーズ(4)――都市型政党が生きるスペース - 山猫日記

    経済論議の主戦場 参議院選挙が公示されました。参議院選挙の論定シリーズ、日取り上げたいのは構造改革についてです。私は、今懐かしい絶望感を覚えています。アベノミクスによって少なくとも日経済と政治の雰囲気が変わる前の八方塞がりの感覚です。海外から日に向けられる視線は、無関心であり、その先にはかすかな哀れみさえ感じられます。サミットでも際立ったのは、日の経済論議の世界からの圧倒的なズレっぷりでした。なんで、構造改革もせずに財政出動なのと。 主戦場は構造改革ではなかったのでしょうか。アベノミクスの一丁目一番地は規制改革ではなかったのでしょうか。岩盤規制に穴をあける総理の「ドリル」はどこにいってしまったのでしょうか。第一の矢の金融政策と第二の矢の財政政策で時間稼ぎをしている間に、第三の矢の構造改革を進めるのが心ある識者のコンセンサスかと思いきや、全くそんなことはないのです。与党は、開き直って

    参議院選挙論点シリーズ(4)――都市型政党が生きるスペース - 山猫日記
    dalmacija
    dalmacija 2016/06/23
    この人首相にしようよ
  • トランプ現象解題ースーパーチューズデー決戦前夜 - 山猫日記

    決戦前夜 米国大統領選は決戦を迎えようとしています。これまで、民主・共和両党の候補者を決めるために4つの州で予備選挙が行われました。民主党はヒラリー・クリントン候補、共和党はドナルド・トランプ候補がそれぞれ3勝しています。現地時間の3月1日(火)は、これまでで最大の13州において投票が行われるスーパー・チューズデーです。大いに盛り上がってきた大統領選も前半最大の山場を迎えます。成り行きによっては両党の候補者が決定的となる可能性があります。 トランプ氏については日のメディアでも大きな関心をもって報じられてきました。ところが、トランプ現象に対する理解は表面的なものに留まっています。同氏の傍若無人な振る舞いや暴言の数々が取り上げられることはあっても、有識者のほとんどは「困ったものです」というのみでした。ポピュリズムや排外主義という言葉をあてがって批判することはあっても、その質と向き合おうとす

    トランプ現象解題ースーパーチューズデー決戦前夜 - 山猫日記
    dalmacija
    dalmacija 2016/03/01
  • 大阪W選挙の結果を受けて - 山猫日記

    ポピュリズムの勝利 大阪の府知事選、市長選は、おおさか維新の会の二候補の圧勝でした。多くのメディアが強調した低投票率の下での圧勝ですから、大阪維新の会に対する根強い支持があると解釈すべきでしょう。維新からすれば、5月の住民投票に敗れ、創業者の橋下氏が出馬しない中での選挙戦でした。直前には、「維新の党」残存組との泥沼の分裂騒動を起こしており、日政治の常識からすれば勝利のシナリオは考えにくいはずでした。事前の報道を詳しく追っていなかった方にとっては意外な結果だったかもしれません。 住民投票の僅差での否決から、今回のW選挙勝利まで党勢を盛り返した維新政治の強さの源泉は何だったのか。8年前に橋下氏を大阪府知事に押し上げた反エリート主義や反官僚主義なのか、これまで進めてきた反既得権の改革の成果なのか、日では珍しく自助・自立の発想に則った地方自治の発想なのか。ピンポイントに特定することは難しいです

    大阪W選挙の結果を受けて - 山猫日記
    dalmacija
    dalmacija 2015/11/23
  • 1