80年代はシンセサイザーの戦国時代であり、その火ぶたを切ったのが1983年に登場したヤマハのDX7※だった。 当時のアナログシンセでは決して出ないパーカッシブなベース、クリーンなエレピサウンド、豊富な倍音を持った金属音。DX7は売れに売れ、同時に70年代末から続いてきたアナログ・シンセサイザーの低価格化、高級ポリフォニック機の流れは終焉を迎える。 だがFMシンセの天下もそう長くは続かず、86年にはAKAI S900という安価なサンプリング・シンセサイザーが登場。たちまちのうちにシンセサイザーのPCM化が進行し、80年代の後半になると、FM方式のシンセサイザーはメインストリームから消えていた。 ※ DX7 : 写真参照。発売当時の定価は24万8000円。良く知られているように初音ミクのキャラクターデザインはDX7をモチーフにしている そのFM音源を現代に復活させようというのが、DETUNE社
Keyの恋愛アドベンチャーゲーム「AIR」オープニング「鳥の詩」で知られる、ヴォーカルLiaさんの声を収録したVOCALOID 3ソフト「IA -ARIA ON THE PLANETES-」(イア)が、27日に発売される。発売元は1st PLACE、価格は1万2800円だ。 ソフトには音声パラメーターを最適化し、自然な歌声にした「鳥の詩」のVSQX(歌声プロジェクトファイル)とWAV(音声ファイル)を収録。WAV音源はSoundCloud上にもアップロードされ、完成度の高さに「I love you IA」と熱いコメントが寄せられている。 鳥の詩(Ver.IA) by 1stPLACE 透明かつ伸びやかでクセのない声質は、子供っぽさのない“聴かせる”歌作りにも向いていて、既存のVOCALOIDでは巡音ルカと似た色合い。Liaさん本人と同じく、ポップスだけでなくクラブ寄りのジャズボーカルなども
iPhone/iPad用の強力なソフトシンセ、AKAI SynthStationについて、以前の記事「iPadで進むDTMデフレ!? AKAIのSynthStationは1,200円 」紹介しましたが、そのSynthStation専用のMIDIキーボード、SYNTHSTATION25が10月末にプロ・オーディオ・ジャパンから発売されます。DOCK接続でiPhoneやiPod touchをキーボード内に収納してしまうというユニークなタイプのキーボードです。 実売価格12,000円程度で発売されるという、このSYNTHSTATION25を一足早く借りることができましたので、実際どんなものなのか、試してみました。 iPhoneを収納する形で使うSYNTHSTATION25 アプリであるSynthStationそのものについては割愛しますが、ドラム機能、シーケンサ機能、エフェクトも備えた非常に多機
■ 2010年10月29日(金)販売開始 ■ 価格:オープンプライス SynthStation25は、iPhoneやiPod touchを、プレイアビリティの高い、本格的なシンセサイザに変えてしまいます。このMIDIキーボードはその小さなボディに、ベロシティ対応の25鍵(2オクターブ)のキーボードとピッチベンド/モジュレーション・ホイール、RCA端子ステレオメイン出力とヘッドフォン端子、iPhone/iPod touch用のドックを内蔵し、iPhoneやiPod touch上のアプリケーション「SynthStation」と共に動作します。 「SynthStation」アプリケーションは、メロディはもちろん、コードそしてベースラインを素早く生成、編集するためのパワフルなシンセサイザを3基搭載し、AKAI professionalの豊かなシンセサイザの歴史と最新鋭機MINIAKをベースに設計さ
DTMソフトメーカーのインターネットは8月27日、「ガチャピン」の声をもとにした合成音声で歌声を作れるソフト「ガチャッポイド」を10月8日に発売すると発表した。購入者は、「VOCALOID-flex」を使ってガチャピンのしゃべる音声を作成できるサービスも利用できる。オープン価格で、実売予想価格は1万5750円。 同社の「がくっぽいど」や、クリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」などと同様、ヤマハの技術「VOCALOID2」を活用。メロディと歌詞を入力すると、合成音声で歌う。歌声の音量やビブラートを調整できるほか、声質を女性的・男性的に変化させたり、子どもっぽくしたりすることも可能だ。 しゃべる音声を合成できる技術「VOCALOID-flex」を使って、ガチャピンのしゃべり声を作成できるサービスも、購入者限定で提供する。半年間は無料で利用でき、その後は有料になる。 VOCALOID-
ヤマハは10月8日、「CEATEC JAPAN 2009」のヤマハブースで歌っていた新VOCALOID「CV-4Cβ」の声の提供者が、「THE IDOLM@STER」の天海春香役などを務めた声優の中村繪里子(えりこ)さんだったことを明らかにした。クリプトン・フューチャー・メディアによると、HRP-4Cは試作品でパッケージ製品化の予定はなく、今後の展開は未定。 CEATECでは、産業技術総合研究所(産総研)が開発した女性型ロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」に、「初音ミク」「めぐっぽいど」とCV-4Cβの声のデータベースを適用し、リクエストに応じて歌ったり、ロボットに「○○さんありがとう」と話すデモを展開。CV-4Cβは「見上げてごらん夜の星を」「異邦人」などを歌っていた。 クリプトン・フューチャー・メディアのブログによると、CV-4Cβは「秘蔵の未発表データベース」。ヤマハと産総研のコ
クリプトン・フューチャー・メディアが運営するDTM関連製品の情報発信ブログです! サウンド素材やソフトウェア音源のDL販売サイト「SONICWIRE」のキャンペーン情報も発信中! 皆様、大変長らくお待たせいたしました!CV03の名称とビジュアルをお伝えさせていただきます。また昨日に引き続きCV03に関する情報について、VOCALOID開発班watのコメントにて下記にお伝えさせていただきたいと思います。 ■CV03の名前について CV03は、昨日発表させて頂きました”巡”をキーワードとするVOCALOIDで、『巡音ルカ』(めぐりね・るか)が正式な名称となります。「(より広い世界で)音が巡り、歌が流れる、伝達する」といった意味性の連結で、ルカの「ル」は”流れ”を意味します。「カ」は”歌”、”香り”など空気中を流れ伝わる現象を指し示します。 (言葉の壁をある程度越えて)空間を移動/反射する”巡る
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く