ビョルン・ロンボルグ,グレアム・アリソン,レックス・W・ティラーソン,アレキサンダー・バーナード,リチャード・ハース,他 フォーリン・アフェアーズ・ジャパン 2012-08-10 1970年代初頭に「このまま経済成長を模索し続ければ、人類社会は破局に直面する」と警鐘を鳴らして、世界的大ベストセラーとなったローマクラブの『成長の限界』だが、40年経った今となってはその予想が尽く外れていたことが明らかとなった。 やや旧聞に属するが、フォーリンアフェアーズリポート2012年8月号に興味深い論文が掲載されたので紹介。 デンマークの作家で、コペンハーゲン・ビジネススクールの准教授でもあるビョルン・ロンボルグは、巻頭論文『資源と環境は本当に脅かされているのか』において、世界的大ベストセラーとなった『成長の限界』について「この報告が示した未来シナリオはどう見ても間違っていた」と批判。経済成長しない方が望