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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (6)

  • これはまたなんとも古典的なマルクス主義: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日お送りいただいた『POSSE』40号、特集の「教員労働問題と教育崩壊」は私の紹介した佐藤隆さんの記事を含めて読みでのあるものが並んでいますが、それ以外の記事についていうと、おそらくPOSSEサイドは力こぶが入っているのだろうと思われながら、内容がいささか失望的なものもありました。 「経済成長」は長期停滞の処方箋か? ――『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう―レフト3・0の政治経済学』への応答 宮田惟史(駒澤大学准教授)×藤田孝典(NPO法人ほっとプラス代表理事)×今野晴貴(NPO法人POSSE代表) これ、鼎談という触れ込みですが、実質的にはマルクス経済学者の宮田さんがほとんど一人で理論的な立場から経済理論を展開し、藤田さんと今野さんはただひたすらご質問させていただき、そのお説を拝聴している感じになっています。正直言って、福祉や労働の現場で活動している立場からの議論になっていない感がありま

    これはまたなんとも古典的なマルクス主義: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    damae
    damae 2018/11/17
    「賃金上昇は社会全体の利潤を食いつぶし、利潤率の低下に、したがって投資需要の低下傾向にもなる」これが間違いなのが簡単にわからないというのはちょっと困るな(経済と言うより歴史の問題だぞこれ
  • 勤勉にサービスしすぎるから生産性が低いのだよ!日本人は(毎年恒例) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    毎年恒例ですが、日生産性部が世界の労働生産性国際比較というのを発表し、世間の生産性概念をこれっぽっちもわかってない連中があれこれとろくでもない戯言をまき散らすという季節がやってきたようで、これまたもう何年も前からブログでの毎年恒例の行事になっちゃってますが、飽きもせず同じ事を繰り返すことといたしませう。 http://activity.jpc-net.jp/detail/01.data/activity001495.html (労働生産性の国際比較2016年版) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161219/k10010812081000.html (労働生産性 日は主要7か国の中で最下位) 従業員が一定の労働時間にどのくらいのモノやサービスを生み出すかを示す「労働生産性」の調査で、日は小売り業や飲業などで業務の効率化が進んでいないことなどか

    勤勉にサービスしすぎるから生産性が低いのだよ!日本人は(毎年恒例) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    damae
    damae 2016/12/25
    生産性の向上=労働強化という誤解は右から左まで根強い。ただ物価(賃金)をあげればよい
  • 常見陽平『僕たちはガンダムのジムである』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    というわけで、常見陽平さんから『僕たちはガンダムのジムである』をお送りいただきました。 このオビの文句がいいですねえ。 量産型人材として会社という名の戦場を生き抜いてきた著者による ニュータイプになれない僕たちのための希望のキャリア論! 世の中は1%の「すごい人」(ガンダム)ではなく、99%の「その他大勢」(ジム)が動かしている 表見返しのこの台詞で人を不安に突き落としておいて、 ・・・ある時、僕は気づいてしまった。 アニメ『機動戦士ガンダム』というのは、僕たちが生きてきた企業社会の縮図であるということを。 そして、さらに衝撃的なことに気づいた。 僕たちは、「ガンダム」に登場するジムのようなものであるということに。 そう、ガンダムではなく、ジムなのだ。 装甲が弱く装備も貧弱。 いつもやられる--。 最後にこのメッセージで勇気づける。 ・・・会社と社会は、僕たちジムで動いている。 この現実を

    常見陽平『僕たちはガンダムのジムである』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    damae
    damae 2015/03/02
    ジムはガンダムに比べて装甲が弱く装備が貧弱なだけでジオンの平均より装備も装甲もよかったから戦争に勝ったんだが……/量産型は性能が貧弱というのは初代ガンダムのあくまでイメージの話だよほんと
  • 何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    メモ書きとして: ジョブ型社会では、経済成長すると、「ジョブ」が増える。「ジョブ」が増えると、その「ジョブ」につける人が増える。失業者は減る。一方で、景気がいいからといって、「ジョブ」の中身は変わらない。残業や休日出勤じゃなく、どんどん人を増やして対応するんだから、働く側にとってはいいことだけで、悪いことじゃない。 だから、ブログでも百万回繰り返してきたように、欧米では成長は左派、社民派、労働運動の側の旗印。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-5bad.html(「成長」は左派のスローガンなんだが・・・) http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-211d.html(「成長」は労組のスローガンなんだし) メンバーシップ型社会では、景気が良くなって

    何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    damae
    damae 2013/02/12
    日本の左派は成長が嫌いというか反GDPなんだよな。指標としてえらく嫌っている。それがよくわかるのが1970年~の朝日新聞の「くたばれGNP」。長い歴史があるでよ/いいから失業率をさげる政策にコミットしろ、と
  • 賃金と配当と内部留保のこれ以上ない簡単な整理 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    世の中というか、ネット界で話題になっているらしい議論が、どれもこれもあまりにも論点を外しているので、別に議論に割ってはいる気もないけれど、そもそもの概念についてこれ以上ない簡単な整理を。 企業は労働と資というインプットを経営によって付加価値というアウトプットに変えるメカニズム。付加価値のうち、労働への報酬が賃金、資への報酬が配当、その残りが内部留保。 内部留保は次の活動へのインプットになり、そのアウトプットが再び賃金、配当、内部留保に分かれ、これがずっと続く。 大事なことはこうだ。労働への報酬たる賃金と資への報酬たる配当とは付加価値というパイの取り合いの関係にある。 これに対し、賃金と内部留保、配当と内部留保の関係というのは、短期的にすぐに労働ないし資に賃金ないし配当として渡してしまうか、それともとりあえず企業の中にとっておいて、さらなる生産活動を通じてより膨らませてから、賃金なり

    賃金と配当と内部留保のこれ以上ない簡単な整理 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    damae
    damae 2010/02/22
    ただそうして素直に消費に回るかというとデフレ下では難しいでしょな。↓でも言ってるけどマイルドなインフレにした方が内部留保をはき出させるという点では適当かと
  • 左翼は社会に無関心だった - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今までブログで何回も取り上げてきた「リベサヨ」問題を、「世に倦む日々」という真正左翼系ブログが取り上げています。言ってることはおおむね同感なので、引用しておきます。 http://critic5.exblog.jp/9698003/#9698003_1 >10年前、現実の経済危機に対する感性と認識において、右側の方が状況を鋭く受け止め、問題の捕捉が正確であり、対応策においても社会科学的な説得力が旺盛だった。左側には危機に対して社会科学的に対応する論壇がなく、それを期待されたアカデミーは、米国資による日侵略にも無頓着で不感症であり、全く関心を払っていなかった。左側(岩波系)のアカデミーは何をしていたかと言うと、脱構築主義の神への奉仕に夢中であり、毎日毎日、「反近代」と「反国民」の経文を唱え、近代主義と国民主義を撲滅するために、死んだばかりの大塚久雄と丸山真男に唾を吐き石を投げていた。彼

    左翼は社会に無関心だった - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    damae
    damae 2008/10/21
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