建設業主導の災害情報共有システム「ぐんケン見張るくん」 自然災害にまっさきに立ち向かうのは、自衛隊、警察、消防、そして「地域の守り手」である地域建設企業だ。その「地域の守り手」の役割を担う存在として、最近注目を浴びているのが、群馬県建設業協会(青柳剛会長)が運営する災害情報共有システム「ぐんケン見張るくん」である。 群馬県建設業協会は「ぐんケン見張るくん」を通じて、災害状況をリアルタイムで発信。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のTwitterに逐次、道路や河川の安否情報を流している。群馬県民も、群馬県建設業協会のTwitter情報を積極的にリツイートし、正確な情報の拡散につとめている。 群馬県建設業協会の青柳会長は「SNSならではのメリット。建設会社の役割を多くの県民の方々に周知することで、建設業に対して再評価する声が高い」と述べる。「ぐんケン見張るくん」は、群馬県だけでは