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砂防を目的とする河川や渓谷の堰堤(ダム)といえば、コンクリート製の密閉型建造物を思い浮かべがちだが、近年は渓流の連続性や環境保全といった観点から、小さい砂までせき止めるコンクリート製の不透過型ではなく、複数の開口を持つ鋼製の透過型堰堤の需要が高まっている。1979年から現在まで700基以上を設置した神戸製鋼所は、自然との調和をテーマにした透過型堰堤の設置を進める。 「中小規模の出水時に無害な土砂を流して、堰堤の上流側に土石流をとらえるだけの空容量を確保し、土石流発生時にそれを捕捉するのが鋼製の透過型堰堤の役割です」(同社の鉄構・砂防部営業室の戸田太課長) 国土交通省によると、2002年のデータで土石流の危険がある渓流は全国に18万カ所以上ある。このうち、付近に人家が5戸以上あり、砂防ダムを設置する必要がある場所は9万カ所近くに上る。整備率は09年度末で22%。鋼製透過型はうち20~25%程
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