北関東などで畜産農家で飼育されている豚や牛などが盗まれる被害が相次いでいます。 盗まれたのはあわせて600頭以上にのぼり、警察は組織的なグループが食肉として売る目的で盗んだ疑いがあるとして捜査しています。 警察などによりますと、群馬県では7月上旬から8月にかけて前橋市や伊勢崎市などで飼育されていた豚が盗まれる事件が相次ぎ、被害はあわせておよそ670頭、被害額は2000万円にのぼってます。 群馬県内では、このほか牛2頭や鶏28羽の被害も確認されているということです。 また栃木県足利市でも、生後2週間ほどの子牛などあわせて6頭が牛舎から盗まれる被害が、ことし6月から8月にかけて3件確認され、被害額は275万円にのぼっています。 さらに茨城県内でも7月上旬、養豚場で飼育されていた豚が盗まれる被害があったということです。 畜産が盛んな地域では、これまでにも豚などの家畜が盗まれる事件はありましたが、