タグ

ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (4)

  • 『ヤッターマン』には困った: たけくまメモ

    三池崇史監督の実写版『ヤッターマン』を見てきました。見たら、感想を書こうと思っていたのですが、正直、困りました。 http://www.yatterman-movie.com/ ↑実写版『ヤッターマン』公式サイト 三池崇史は好きな監督です。俺と同い歳ですが、年に5~6は監督すると言われる通り、すでに膨大な作品があって、すべてを見たわけではありませんが『極道恐怖大劇場・牛頭』は映画史に残る傑作だと俺は思いました。 アウトローを主人公にしたハードボイルドな娯楽作品が多いですが、ノリが良すぎる演出で暴走することが持ち味で、ひとたび暴走するとあり得ない超現実的な領域にまで突っ走るので、カルトなファンも獲得している監督です。時に「やりすぎ」と思えるサービス過剰な演出が、マンガ的だったりアニメ的だったりするので、『ヤッターマン』のオファーも来たのでしょう。 三池監督はかつて『ゼブラーマン』という「ヒ

  • これが「ラブコメッサー」の原画だ!: たけくまメモ

    あいかわらず忙しくて死にそうです。多摩美の採点はほぼ終わりました。明日の講義が今年度最後になりますが、講評をやりますので今日はそれ用の作品を選びに大学へ行ってきます。『サルまん』の締め切りも今週いっぱいといわれました。どうすればいいんでしょう。 それでもう昨年の話になりますが、31日のコミケ最終日に『ラブコメッサー』の伊勢田勝行監督のブースでご人にお会いしてきたことを書きたいと思いました。どんな人かと思ったら、ごく普通の人でした。コスプレしてましたが、まあコミケですからそれを含めて普通です。当日は監督のマンガ同人誌と、膨大な伊勢田アニメと特撮のDVDを販売されてましたので、思わず1万円ぶんほど購入しました。 そしたら、「じつは竹熊さんにお渡ししようと思って」と渡されたのが『ラブコメッサー』の原画。監督の許可を得ましたので、ここにその一部を公開したいと思います。俺用にセレクトされたものだそ

  • 「ヱヴァ」ラジオの補足: たけくまメモ

    日早朝の宮台さんとのラジオの補足です。番組ではカットされた俺の発言なんだけど、個人的に残念だったので。もちろん編集権は局にあるのだし、カットしたことを問題にするつもりはまったくありません。ただ、自分の責任でこういうフォローができるのも、ネットの利点ではありますね。 最近、元公安調査庁長官が朝鮮総連ビルの買収(をすることによる総連救済)に一枚噛んでいた事件があったじゃないですか。「あれって、ゼーレと使徒が、実は裏でつながっているのと同じようなものですね」と俺、収録では言ったんですが、さすがにそこはカットされてました(笑)。少し残念ですが、これはしかたがないです。 今回も、使徒であるカヲル君がキール議長と裏で会話してたりするし。重要なことは隠蔽されている。隠蔽したうえで、真実とは違う情報を流して国民をミスリードするのは権力の常套手段で、それは「エヴァ」のテーマのひとつでもあるのではないか。と

  • 正しい自主映画: たけくまメモ

    ニコニコ動画で発見。もう一部で話題になってるみたい。見て、俺の高校時代に文化祭でやってた、映研の奴らが作っていた『太陽にほえろ!』のマカロニ刑事ことショーケンの殉職、ジーパン刑事こと松田優作殉職シーンをただ真似しただけの映画とか、『燃えよドラゴン』を真似しただけのチープな8ミリ映画を思い出してしまいました。 でもこの、アメリカ人らしき二人組の作品、スタントと撮影のレベルが異常に高い。アクション映像としては完全にプロ並みでしょう。でもセリフが片言の日語。なんでこんなの作ったのかよくわかりません。 でも下手な日語とアクションの完成度のギャップがものすごく、これはこれで正しい同人映画なのではないかと思いました。 83年の『帰ってきたウルトラマン』(庵野秀明監督)とか、やはりそのころに多摩美の学園祭で見た、学生時代の竹中直人の時代劇自主映画なんかを彷彿とさせます。庵野さんのウルトラマンはミニチ

  • 1