◆監督は「生きづらそうな人」を出演者に選んだ 後に聞いたことですが、監督は「生きづらそうな人」を出演者に選んだそうです。そして「あて書き」で書いた脚本が、「みんなの次につながるように」と考えながらつくってくれたそうです。ほんまに優しい方だし、天才ですよね。実際、あの作品のおかげで、私は一気に生きやすくなりました。 ずっと、生きづらかったですよ。背が低くて、目が小さくて、声はこんなんやし。自分の声を初めてテープで聞いた時は愕然として、受け入れられなかったです。「ブス」と言われたこともあります。 自分では何の不満もないのに、周りが「この先、どうするんや」とプレッシャーをかけてくる。私の親の世代は、いわゆる世間体を「常識」として生きてきているから、結婚することや子どもを持つことが幸せ、と本心で思っていて責めることもできない。かといって、誰も私の人生に責任なんかとってくれないんです。ほんまに生きづ
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