伝統の一戦『巨人vs阪神』。 1リーグ時代も含め昨年までの対戦成績は、1074勝823敗71分と巨人が優勢だ。しかし試合の結果以上に大きな差があるのは両球団の本拠地、東京ドームと甲子園。多くの名勝負や名選手を生み出してきた2つの球場には、大きな違いがある。 【写真】「平成で最もカッコいいバッティングフォーム」はこの選手! 甲子園は阪神のホーム球場、そして春夏の全国高校野球大会の会場に使用されている。内野が土、外野が天然芝の野球専用球場で1924年(大正13年)開場、今年で96年目を迎える歴史的建造物だ。 「聖地と言われているが、少し前まではかなり老朽化が激しかった。阪神の勝てない時期も長く、対戦カードによっては空席が目立つ年もあった。しかし、ファンのニーズを最大限に取り入れた大改修で生まれ変わった。日本が世界に誇れる素晴らしい球場です」(阪神担当記者) 07年から『21世紀の大改修』と呼ば