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2019年1月11日のブックマーク (2件)

  • 『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える②

    前回に引き続き、『日国紀』の監修者の一人である久野潤氏の反論に応答する。 私は12月11日の朝日新聞朝刊のコラムで「私の見る限り、古代・中世史に関しては作家の井沢元彦氏の著作に多くを負っている」と指摘した。 通説と思いつきの同列やめて これに対し久野氏は 「すでに校正段階で筆者もその件で百田氏に直接尋ねたところである。自らの知見に基づいて部分的に井沢説を採りつつ論を展開するのは、百田氏の著作である以上自由であろう。」 と反論している。 ただ私の見る限り、同書の古代・中世パートで通説と大きく懸け離れた主張を展開している部分は、古田武彦氏の九州王朝説を除くと、井沢元彦氏の著作に大きく依拠している。百田氏の独自説というと、「百済は日の植民地に近い存在だった」ぐらいではないだろうか。 井沢元彦説をつまみい 17pなどは「作家の井沢元彦氏は~」と書き出しているので問題ないが、明記していない箇所

    『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える②
    damegano
    damegano 2019/01/11
    「仮に『百田尚樹の痛快!日本史講義』みたいなタイトルだったら、私はわざわざ朝日新聞で批判しなかった。」まさにそれ。焚きつけた幻冬舎の責任でもある。人斬り呉座先生、ニッコニコで反論書いてそうだ。
  • 『陸軍と厠』もし、あなたが戦場で便意をもよおしたら - HONZ

    戦場は危機に満ちている。いつ敵の襲撃があるかわからない。やるかやられるか。だが、危機は敵だけではない。過酷な環境下、自らの体調を崩すこともある。大病に至らないまでも張り詰めた空気の中、兵士だって行軍中に戦闘中にお腹がいたくなることもある。一体、彼らはどのように内なる危機と向き合っていたのだろうか。 明治以降の日の公衆衛生を丹念に調べた書は、誰もがふと気になるが「まあ、いいか」とすぐに忘れてしまう疑問に正面から向き合った寄書と言えるだろう。タイトルと装丁からは想像が及ばないほど真面目に考察している。 例えば、野戦中の用便を見てみよう。 戦闘中の用便は、戦闘を最優先にして極力我慢し、戦闘終了後に排泄を行うことを理想とされていたが、生理現象であるために我慢は不可能であり、やむをえない場合では将兵は適宜に創意工夫による用便を行なって いたらしい。 難しく書いてあるが、なるべく我慢するべきだが、

    『陸軍と厠』もし、あなたが戦場で便意をもよおしたら - HONZ
    damegano
    damegano 2019/01/11
    自分もトイレが近いので、最前線でトイレ行きたくなったらどうするんだろう?と疑問に思ったことがあったが、まさか「適宜に創意工夫による用便」という名の垂れ流しだったとは。しかも「汚物投擲」で投げちゃうのか